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2025年9月の記事一覧

伝統とは (2学期始業式)

 今朝、正門に立ってたら、外の部活動の皆さんは真っ黒に日焼けしていて、夏休み中頑張って、きっと心身ともに鍛えられて、体力も向上していると思います。まだまだ暑い日が続きますが、体調管理をしっかりと行い元気に過ごしてください。

 今週は文化祭もあります。生徒会やクラス、部活動など準備をしてきたと思います。コロナ感染も再び広まっているようです。自分自身も、周りの人も大切に考えた行動をお願いします。

 新学期にあたり、悩みや不安がある人もいるでしょう。特に3年生は、進路に向けて不安もあると思います。
そんなときは一人で抱え込まないで、家族や友人、先生に相談してください。相談をされた人は、解決しようとしなくてもいいから、寄り添って、あなたは大切な友達だと伝えてください。そして、一緒に誰かに相談してください。

 さて、私は夏休みに宮崎県の高千穂地方に行ってきました。岩戸隠れといわれる神話を聞いたことがある人もいると思います。天照大神が天の岩戸に隠れて、世の中が闇に包まれてしまい、困った神様が話し合いをした。閉じられた岩の前で鈿女が躍ったのをのぞこうとしたすきに、扉を外して世の中に昼間がやってきたという言い伝えです。天の岩戸神社がある、高千穂地方は神話の郷ともいわれています。どの地域にも、古くから伝わる神話や民話があり、様々な示唆に富む話があります。

 皆さんになかには、この夏休み、田舎に帰ったり、お盆にはお墓参りに行った人もいるかもしれません。私も親の墓参りをしながら、お墓で手を合わせ祖先の方に思いをはせるという伝統的な習慣にはどんな意味があるのか考えました。

 私たちは、医療関係者や葬儀の関係者でもない限り、日常の中で人の死を意識する機会は少ないと思います。それでも地球上の一生物である私たちは、確実にいつかは死を迎える。そんな当たり前のことを意識し、限りがあるからこそ、いまを生きるこの瞬間を大切に思うために、伝統的な習慣が続けられてきたのではないかと思いました。
 最近では、簡素化されることもありますが、古くからおこなわれてきた、伝統行事や風習には今を生きる私たちにとって、大切なことを教えてくれているのかもしれません。目新しいものだけでなく、古くから伝えられてきたことも大切にしてください。

 今学期は、本校伝統の東輝祭をはじめ、いろいろな行事もあります。本校の伝統を大切にしつつ、みんなで協力して取り組んで、充実した2学期にしていきましょう。