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無限大のパッション(第47回体育祭)

 本日5月28日(木)本校グラウンドにて恒例の体育祭を開催しました。昨日実施した予行では幸運にも空には雲がかかり、気温も上がらずに絶好の日和の中での実施となりましたが、本日はそれまでの天気予報を覆して、朝から日差しが照り付ける中での実施となりました。暑さに加えて生徒の熱気で熱中症が心配されましたが、心配された雨の影響もなく、年に1度のスポーツの祭典に相応しい最高の舞台が整いました。

 本日に先立って、昨日は「予行」として一部種目の予選と本番前最後の練習が実施されました。実施した種目は「100m走」「綱引き」の2種目と、学年を問わず団結して一体感を高めるために3年前から新たに導入された団全員によるパフォーマンスタイム、団タイムでした。 「100m走」と「綱引き」の予選は勝ち抜いた者しか本日の本戦に出場することができないため、どの団も全員で円陣を組んで気合の入ったパフォーマンスを見せてくれました。

 そして迎えた本日の本番では、朝からグラウンドに出てくる生徒たちの顔つきが昨日以上にキラキラしており、最高のパフォーマンスを見せてくれる予感がしました。

 開会式に先立って行われた本校の伝統「ボイスラン(入場行進)」では、団旗を先頭に各団全員(120名)が如何に元気よく、美しい隊列で入場できるかを競いました。また、昨日遅くまで時間を割いて3年生が作成した団旗は、各団の団結の象徴として掲げられ、団員たちを勇気付けていました。

 開閉会式などの式典は体育委員が、進行や競技の実況中継などは放送委員が、その他の運営は各運動部の生徒たちが分担して主体的に動き、スムーズに進行していきました。

 午前中の実施種目は大縄跳び、男女100m走準決勝、綱引き、女子800m走、男子1000m走、女子ロープ引き、男子騎馬戦、クラス対抗リレーでした。

 クラス全員で挑む大縄跳びでは跳んだ回数分だけ得点に加算されることから、大きな掛け声でタイミングを合わせて大記録にチャレンジしていました。

 男女の100m準決勝は、48名が出走した昨日の予選の上位16名で争われ、着順で上位8名が草加東高校№1の座をかけた栄光の決勝にコマを進めました。

 続いて行われた綱引きの準決勝、決勝では、昨日の予選を勝ち上がった4団による戦いとなりました。競技開始の合図と同時に綱から聞こえる「ピシッ」という音が、生徒たちのパワーの大きさを物語っています。陣地によって有利不利があるようでしたが、決勝戦まで熱戦が繰り広げられました。

 女子800mと男子1000mの長距離種目は、過酷な種目であるが故に、出場した選手は着順に関係なく一様に「団のために」という強い思いを感じる走りを見せてくれました。

 女子ロープ引きは、棒引きの棒を短いロープに変えたもので、敵軍に引きずられて埃まみれになりながらもロープを離さず諦めない姿に、競技に没頭する真剣さを感じました。

 男子騎馬戦は、シャツを引っ張られることによる転倒などを防止するため上半身裸での競技でしたが、敵の騎馬をどう追い込んで帽子を奪うのか、それぞれに戦略が練られた戦いが見られました。

 午前の部の最後を飾ったのは、体育祭の花形種目クラス対抗リレーです。各クラス男女3名ずつ、計6名の勇者が誇りをかけて競うレースは、各学年ともに白熱したレースとなりました。また、学年ごとに学年団の教員チームも出場して真剣勝負する姿に、生徒たちも大喜びでした。

 昼食休憩を挟んで午後の最初の種目は、団タイムです。3年生を中心に練習を重ね、昨日までに仕上げた団のパフォーマンスは、どの団も見違えるように洗練され、声の大きさも、動きのシャープさも、そして団員全員の一体感も、何もかもが昨日の比べものにならないほど素晴らしいものとなっていました。特に各団の3年生がリーダーシップを発揮して、シャウトしながら120名を引っ張る姿は見応え十分で、感動すら覚えるほどでした。

 続いて行われた学校ナンバーワンのスピードスターを決める男女100m走決勝は、会場全体の視線が栄光のスタートラインに立った8名の勇者に集まり、緊張に包まれる中で行われ、男女とも3年生が貫録を見せて本校ナンバーワンの称号を手にしました。

 クラス全員が参加したBamboo Jumpは、小学校時代から経験してきたメジャー種目ですが、高校生のそれは小中学生とはスピードと迫力が全く異なり、ダイナミックで迫力あるレースとなりました。

 そして体育祭の締めを飾るのは1年生から3年生まですべての学年の生徒で構成する団対抗リレー。各クラスから選りすぐられた選手が各団のすべての生徒の想いを背負ってバトンを繋ぐリレーで、本日行った全プログラムの中で最高潮の盛り上がりを見せました。すべての生徒が一心に自団の勝利を願ってボルテージがMAXになる中、出場した走者たちは力の限りを尽くしたレースを展開してくれました。

 閉会式では、結果発表と表彰を行い、団ごとに座った生徒たちが、競技の結果に一喜一憂しながら、今日1日を名残惜しそうに振り返っていました。勝者となった生徒も敗者となった生徒も、一様に全力を出し切ったという達成感や、仲間とともに一つになれた一体感、そして純粋にスポーツを楽しめたという充実感に満ち溢れていました。

 この体育祭を通じて感じたのは、やはり3年生の底力です。行事を楽しもうとする情熱と、想像力を働かせながらアイデアをぶつけあう企画力、下級生を巻き込んで一体感を高めようとするリーダーシップ。どれをとっても「さすが最上級生」と唸らせる存在でした。下級生たちはそうした頼もしくカッコいい3年生の背中をしっかりと目に焼き付けたはずです。来年以降は、自分たちがリーダーとなって先輩たちを越えていくことになるのです。そうした積み重ねが皆さんを輝かせ、本校の歴史と伝統を塗り替えてゆくのです。

 本日生徒の皆さんが見せてくれたとおり、皆さんには既に一体感をもって高みを目指す力は十分に備わっています。また、放送委員の的確かつ明瞭な進行に合わせて自分たちの行動をコントロールし、学校全体の秩序を維持しながら主体的に取り組もうとする素晴らしい姿もしっかりと見ることができました。今後もこうした素晴らしいスピリットに対して自信とプライドを持ち、何事に対しても更なる高みへと向かって邁進し続けてほしいと願います。

 本日は、平日にもかかわらず多数の保護者の皆さまにご来校いただきますとともに、生徒たちの奮闘に熱い声援をいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、生徒たちは、最高のパフォーマンスを見せることができ、仲間たちとの一体感や全力を尽くした達成感を全身で感じることができました。

 また、同時に保護者の皆さまの生徒たちに対する愛情の深さを改めて感じることができる大変有意義な機会ともなりました。今後とも、変らぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 頑張れ、草東生!目指せ、東輝く!