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思ったとおりの人生を歩むには…(2学期始業式)

 本日9月1日(火)、1学期終業式以来44日ぶりに全校生徒が元気に登校し、第2学期が始まりました。

 日差しは強くないものの湿度が高くジメジメとした天気の中、登校してくる生徒たちは、額の汗を拭いながら久々に会う友人たちに笑顔を振りまいていましたが、一方では、終わりを告げた夏休みに未練を残す生徒たちの様子も垣間見られました。

 本日は、2学期初日のため、けじめの儀式ということで特別清掃のあと、始業式と表彰式、学年行事(整容指導、LHR)が行われました。始業式は、1学期終業式に続き猛暑対策と生徒の体調管理のためリモート(映像配信)で実施しました。

 冒頭に行った校長講話では、まず最初に今夏国内外で発生した地震や豪雨被害などの自然災害で被害にあわれた方々に哀悼の意を捧げるとともに、世界規模で加速度的に進行し、予測不能な様々な災害の要因ともなっている地球温暖化に対して、こうした災害に照らし合わせて私たち一人ひとりが担う責任や持つべき意識について、決して他人事ではなく自分事として深く考えてみる必要性があることを伝えました。

 その後気持ちを切り替え、本題として新学期に向けて新たな決意をもって飛躍を目指してほしいとの想いから「思ったとおりの人生を歩むには…」というテーマで、生徒たちと一緒に日々の過ごし方について考えてみました。

 思ったとおりの人生を歩んでいると生徒たちが考える人たちを例示し、そうした人たちに共通する点を探してみると、例外なく周囲からの良い評価を受けることで、周囲から受ける支援を拡大し、周囲の人の力を借りて(上手に利用して)人生を好転させているということに気付くことができます。

 つまり、人生を思いどおりに生きていくためには、人に認められ、信頼され、期待され、頼られる存在になることが必要不可欠なのであり、「自分を助けてくれる人、協力してくれる人をいかに増やすか」ということがポイントだということです。

 そして、そのために必要な思考とは、自分の価値を評価するのは自分自身ではなく自分の周りにいる他者であることを理解した上で、そうした人たちのために自分がどれだけ相手のことを考えて細かなことまで配慮し、相手を尊重して、損得に関係なく自分が成すべき役割を常に全力で果たすことができるのかということなのだと伝えました。

 また、生徒たちには、人懐こく元気で明るいこと、真面目で一生懸命に頑張れることが東高生のとても良いところだと感じていることや、一方で周囲の流れに身を任せる傾向が強く自分の意思で自分の価値を高めることはあまり上手でないと感じることを伝えた上で、多くの生徒たちが持っている素晴らしい部分をきちんと評価につなげるために、時間や場所や相手を選ばずにどんな場面でも日常生活の些細なことから意識してしっかりと自分たちの良さを見せることの重要性を理解してもらいました。

 自分に対する評価が良いものに変化していると感じることができれば少しずつ自己肯定感が向上し、自分が目指すなりたい自分の姿に向かって積み重ねている日々の努力に自信を持って取り組むことができるはずです。そして、そうした前向きな姿が更に他者からの前向きな評価を獲得し、周囲からの支援となり飛躍へとつながっていく。そうした好循環を身をもって体験できれば、やがて思ったとおりの人生を歩むことに近付けるはずだという考え方について話しました。

 講話に続いて、教職員の育児休業取得に伴う人事異動について報告しました。9月から3名の教諭が育児休業に入り、代替として非常勤講師も含め新たに4名の先生方をお迎えしました。これに伴い、授業担当者や時間割が変更となることもお知らせしました。

 始業式に続いて、この夏に活躍した生徒たちの表彰式を行いました。地区大会を勝ち抜いて吹奏楽コンクール県大会に出場し銅賞を受賞した吹奏楽部、県内国公立高等学校大会で5位入賞を果たした女子テニス部、国スポ(国民スポーツ大会:旧国民体育大会)県予選会で多くの入賞を果たした水泳部、同じく国スポ東部地区予選会男子4×400mRで2位入賞をはじめ多くの入賞を果たした陸上競技部に全校生徒の前で表彰状を授与しました。

 この夏は校舎の改修工事などがあり、十分な活動環境を確保できなかった部活動もある中で、表彰を受けた部活動だけでなく、多くの部活動で3年生からの世代交代を経て、部の中心となった下級生たちが大きく成長し、学校全体がますます活気づいています。

 放課後には、いつものとおり元気に部活動に取り組む姿や週末に迫った文化祭の準備に勤しむ姿があちらこちらで見られ、学校にも一気に活気が戻ってきたと感じました。

 保護者の皆さまにおかれましては、44日間にわたる夏季休業期間中、普段と異なる生活サイクルの中で、ご家庭でのご指導を賜り誠にありがとうございました。保護者の皆さまが各ご家庭でしっかりとお子様に向き合い寄り添っていただけたおかげで、本日無事に2学期のスタートを迎えることができましたことをご報告申し上げますとともに、改めて感謝申し上げます。

 また、夏季休業期間中も連日登校し、部活動や進学・就職試験への準備などに懸命に取り組む生徒たちの姿をしっかりと見させていただきました。この44日間に積み重ねた生徒たちの努力の成果は、今後の生活の中で少しずつ形となって実感することができると期待しています。

 一方で、長期休業後の2学期は生徒たちにとって学校生活に対するモチベーションや集中力に大きな差が生まれる時期であり、日々積み重ねる生活の質や精神面での低迷が生徒たちにとって今後の人生を左右することにつながりかねない大切な時期であるとも言えます。

 保護者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますとともに、可能な限りご家庭でお子様と対話する機会を確保していただき、今まで以上に注意深く、そしてあたたかく見守っていただければ幸いでございます。併せて、お子様の変化など気になることがございましたら、遠慮なく担任などにご連絡を頂戴できますようお願い申し上げます。

 頑張れ、草東生!輝け、草東生!