明暗が別れた運命の一日(男女バスケットボール部インターハイ予選)
本日5月31日(日)杉戸高校にて、全国高校総体埼玉県東部地区予選の1回戦が開催され、本校男女バスケットボール部が出場したので応援に行ってきました。
この大会は、高校生バスケットプレイヤーにとって夏のインターハイ出場を賭けた1年間で最も重要な大会であり、一部の強豪校を除いて、3年生部員たちにとっては3年間の集大成となる大会で、負けたら引退となる、まさにバスケット人生を賭けた熾烈な戦いとなっています。それ故に、どのチームもいつも以上に熱のこもった戦いが繰り広げられます。
先に試合があったのは女子チームで、対戦相手はホームゲームとなる杉戸高校でした。杉戸高校は身長の高い選手を揃え多彩な戦術を持つチームで、以前行われた大会では敗れており、本日のゲームはそのリベンジを賭けた戦いとなりました。
第1試合に登場した女子チームは、スターティングメンバーに3年生3人が名を連ね、気合が入った良い顔つきで試合が始まりました。
先に点を取ったのは相手チームで、素早い切り替えから2ゴールを奪われ4点のリードを許してしまいます。しかし本校は冷静に対応し2ゴールを奪い返して同点とすると試合は一進一退の展開となりました。本校は相手のファールに乗じてフリースローや3ポイントシュートを決めると、タイトなディフェンスで相手のシュートミスを誘ってリードを奪い、第1クォーターは幸先よく14対10の4点リードで終えました。
第2クォーターでは、開始直後から立て続けに3ゴールを奪われ逆転を許すと、苦しい展開になるかと思われましたが、ここでも本校は慌てず冷静に対応し、起死回生の3ポイントシュートを3本決めるなど、33対28と5点リードで前半を終えました。
ハーフタイムには両軍とも監督からの細かな戦術の落とし込みがあり、気持ちを引き締め直して後半が始まりました。
第3クォーターに入っても相手の猛攻は続きましたが、本校は粘り強いディフェンスから攻撃に転じる冷静な試合運びで終始リードを保ちながら試合を進めました。要所で3ポイントを決め10点のリードを保って試合を進める本校に対して相手は徐々に焦りが見え始め、高さのある選手を投入して打開を測りますが、本校は3年生ゲームキャプテンと2年生エースが中心となり一体感のあるゲーム展開で応戦します。第3クォーターが終わった時点で57対42とリードを15点差に広げ、ゲームの主導権を完全に掴んだかに見えました。
迎えたファイナルクォーターでは、ホームチームの利を生かし男子部員の力強い応援を背中に受けた相手チームは、目の色を変えて勝負を仕掛けてきました。すると相手の長身センターがゴール下での力強さを発揮し、3連続ゴールを含む活躍を見せ、ジリジリと追いすがってきます。しかし本校は3年生ポイントカードを中心に終始冷静に試合を進め、大事な場面で3年生が値千金の3ポイントを決めて相手を突き放します。
相手が最後の力を振り絞って猛攻を仕掛ける中、ラスト2分を切ったところで、本校はこの大会に全てを賭ける3年生に試合を託し、オール3年生チームで試合の締めに臨みました。カウントダウンが始まり激しいボールの奪い合いとなる中、待ちに待った勝利のブザーが鳴り、終わってみれば76対58と大差をつけて、見事にリベンジを果たしました。
試合後は、応援に駆けつけてくださった保護者の皆さまにチーム全員で挨拶をして、爽やかな笑顔を届ることができました。
次の戦いは 6月7日(日)相手は強豪越谷南高校との対戦となります。同じ文武両道を大切にする学校同士の戦いとなりますが、最後まで諦めることなく全力を尽くして勝利を目指して欲しいと願っています。
一方男子チームは第4試合に登場し、草加西高校との市内対決となりました。相手は180cmを裕に超える選手を2人擁し、本校よりも平均身長が高く体格もがっちりしており、難しい試合になりそうな予感がしました。
試合が始まると、相手の3ポイントシュートを皮切りに立て続けに3ゴールを決められ、一気に7点のリードを奪われました。本校はシュートファールによって得たフリースローで1点を返すも相手の勢いを止めることはできず、その後もフリースローのチャンスを決められずに第1クォーターを終わって11対20と9点のリードを奪われました。
リズムの悪い本校は、第2クォーター開始直後から積極的に攻め、2連続ゴールを奪いましたが、その後スリーポイントシュート2本を含む 6連続ゴールを奪われ、さらにリードを広げられます。逆襲を試みる本校は積極的にボールを奪いに行きましたがファールが重なりさらに苦しい展開となります。前半が終わって31対53と大きくリードを広げられてしまいましたが、選手たちの目はまだ闘志を漲らせています。
ハーフタイムでは、監督からの戦術を再度確認し、選手たちは士気を高めて後半のコートに散って行きました。
迎えた第3クォーターは、本校がファーストゴールを奪いましたが、その後ファールによって得たフリースローをことごとく決めることができず、逆に相手に主導権を握られてしまう結果となりました。しかし、思い通りの展開に持ち込めずに厳しい状況が続く中でも諦めずに1ゴールを奪おうと必死になって戦う姿は、高校生スポーツのあるべき姿を見せてくれている気がしました。苦しい展開が続いた第3クォーターは、わずか2ゴールに抑えられ、36対78と決定的な差をつけられてしまいました。
最後の第4クォーターでは、それまで出場機会のなかった3年生が揃って出場し反撃を試みるもミスが目立ち点差は縮まりません。フレッシュなメンバーに変わった相手チームの走力を抑えることができず、終わってみれば56対105の惨敗となりました。
これによって男子チームは3年生が引退することとなりますが、最後に3年生チームで戦えたことは3年生にとって大切な思い出となったはずです。この思いを胸に、今後は気持ちを切り替えて進路実現に向けて、妥協せずに頑張って欲しいと願います。
保護者の皆さまにおかれましては、大切な休日にも関わらず多数会場にお越しいただきますとともに、力強い応援をいただき誠にありがとうございました。皆様の声援に背中を押された選手たちは、普段の練習の成果をしっかりと発揮してくれました。こうして生徒たちが情熱を持って部活動に取り組めるのも、保護者の皆さまの温かなご支援があってこそのことだと強く感じています。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
頑張れ、草東生!頑張れ、男女バスケットボール部!