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人生初の震度7(避難訓練)

 5月25日(月)中間考査最終日の本日は、全学年2科目の考査を行った後、3限目として避難訓練を実施しました。

 本日の避難訓練は、近年我が国で頻発し、私たちの生活に大きな影響を与えている強い地震とこれに伴う火災の発生を想定して行われました。火災は特別教室棟4階の家庭科室からの出火とし、避難開始の指示のもと「おかしもち」を守りながら、全校生徒たちがグラウンドに避難しました。

 全員の避難が完了したのち、草加消防署青柳分署の消防士の方から講評をいただきました。また、今年度は消防士の皆さんのご指導のもと、数年ぶりに学年ごとの災害訓練(消火体験、煙体験、地震体験)が行われ、生徒たちは普段味わうことのできない災害現場で起こりうる様々な体験をすることができました。

 本日は訓練のため、生徒たちはしっかりと「おかしもち」を守り、冷静な表情で避難してきましたが、実際の災害時には冷静な思考力や適切な判断力、迅速な行動力を維持することは難しく、誰もが自身の身を守ることで精一杯となり、パニックに陥る可能性が高くなります。

 そうした想定外の場面に遭遇した時に適切に対応するためには、それまでの生活の中で、いかに「良い準備」を重ねることができるかが重要であるといわれています。これは災害対応だけでなく、スポーツ、ビジネス、学問、日常生活など、ありとあらゆることに共通する考え方なのだと思います。そうした意味では、本日は「おかしもち」を遵守した訓練ではありましたが、生徒たちにとって貴重な経験となったことは間違いありません。

 生徒たちの訓練が終了したのち、消防士の方のご厚意で、私も久しぶりに起震車を体験する機会をいただき、今回は震度7の揺れを体験することができました。ダイニングに見立てた部屋で椅子に座り、事前に頭の中でシュミレーションをして心の準備をしたつもりでしたが、震度7の揺れは想像以上に激しく、一瞬で恐怖とパニックに陥り、手すりにつかまって座ったままの体制を維持するのが精一杯でした。もしテーブルや手すりが固定されていないものであったなら、なすすべなく転倒し、家具の下敷きになっていたに違いありません。

 本日は模擬体験でしたが、近年は現実に国内各地で大規模な地震が頻発し、甚大な被害にあったり、未だ復興が成されていない地域が複数あります。また、埼玉県を含む首都圏は、近い将来直下型の大地震が発生する可能性が高いともいわれており、「身の周りで実際に起こったら」と考えるだけで恐ろしいと感じるとともに、大切な生徒たちの命を預かる学校としても有事に備えた準備や訓練の重要性を改めて痛感することとなりました。そうした意味で、私自身にとっても貴重な経験となりました。

 生徒たちには、今後突然遭遇する様々な災害に備えて良い準備を怠らずに、自身の命は自分で守るとともに、自分にとって大切な人の命を守れる存在であってほしいと願います。

 頑張れ、草東生!目指せ、「東輝く!」