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心癒やされる至福のひと時(PTA研修旅行)

 本日7月25日(土)、毎年恒例となったPTA主催の研修旅行に参加してきました。PTA役員及び会員の皆さまにおかれましては、ご多忙の折、また猛暑厳しき折、たくさんのご参加をいただき、心より感謝申し上げます。

 今年度の研修旅行は我が国の歴史や文化が肌で味わえる身近な場所、東京の下町にスポットを当て、日本を代表する観光名所の一つで日本一の高さを誇る東京スカイツリーを見学し、その後江戸文化が色濃く残る下町の代表格「浅草」で江戸時代から続く伝統工芸の飴細工を体験する魅力たっぷりなツアーとなりました。

 本日は朝から青空が広がり、天気そのものは良かったのですが、梅雨明けから連日のように続く猛暑は避けられず、ギラギラと肌を刺すように照りつける真夏の太陽の中、額を流れる汗を拭きながらの研修となりました。

 東京スカイツリーに着いてまず向かったのは何といっても日本一の高所からの360度絶景パノラマ。参加された皆さんは、足早にエレベーターに乗り込み、メイン展望台がある地上350mの展望デッキを目指しました。

 展望デッキ行きのエレベーターに乗り込むと、その速さと滑らかさにも驚かされました。鼓膜に気圧の変化を感じながら分速600m、わずか50秒で地上350mに到着し、恐る恐る窓の外に目を向けると、眼下には米粒のようなサイズで人や車が行き交う姿を観ることができました。

 展望デッキのフロアには、床がガラス張りになっていて足元から地上が透けて見える場所もあり、ガラスの上に立って笑顔で記念写真を撮影する姿に保護者の皆さんの強心臓ぶりを感じました。

 永らく日本の高層建築物の象徴とされてきた東京タワーの高さが地上333mですから、展望デッキがある地上350mとは、東京タワーの頂を眼下に見下ろす高さです。毎日スカイツリーの雄姿を近くに見ていたはずでしたが、高所が得意ではない私にとっては、天空の世界での時間はまさに「修行」そのものといった心境でした。

 展望デッキから更に100m上の地上450mには展望回廊があり、正真正銘の日本一の高さからの絶景を求めて展望回廊に向かう方々もいました。

 遠方の景色は霞がかっていましたが、山や海まで見渡せる絶景パノラマを十分に楽しんだ後に地上に戻ると、待っていたのは旅のもう一つの楽しみ「味覚」です。スカイツリーに隣接する商業施設ソラマチのビュッフェレストランで、それぞれが好きなものを好きなだけ食し、美味な味覚に舌鼓を打ちました。

 食事の後は、隅田川を渡って浅草へ移動して、本日のメイン企画「研修タイム」。いよいよ江戸時代から継承される伝統工芸の世界に没入します。浅草を代表する老舗飴屋のアメシンさんにお邪魔して飴細工作りに挑戦しました。

 最初に映像でポイントを学習し、その後職人さんがデモンストレーションを見せてくれました。見ていると簡単そうに見えましたが、実際にやってみると熱した飴の熱さと思いのほか上手くいかない成形に参加者全員悪戦苦闘。今回は全員が入門コース定番のウサギづくりに挑戦しましたが、あっという間に固まっていく飴に四苦八苦しながらも、職人さんたちの丁寧な手ほどきで皆それっぽい形の飴細工に仕上がり、最後は自分で作った飴細工をお土産に包んでいただきました。皆さん思った以上に楽しめていたのが印象的でした。本日皆さんが作った作品は文化祭のPTAブースで展示されるとのことでした。

 日本には我が国固有の様々な歴史や文化があり職人さんたちの努力で大切に継承されていますが、今回のように私たち日本人にとってどこか懐かしく居心地の良い空間で、そうした昔ながらの伝統文化に触れ、改めて日本文化の素晴らしさを確認するとともに、伝統工芸の世界で継承される職人さんの技能の凄さや巧みさ、奥の深さを五感で感じることができたことは大変有意義なことだと感じます。そうした意味では、猛暑に晒されながらも、普段なかなか経験できない心が癒される至福のひと時となりました。

 また、参加されたPTA会員の皆さまとも様々なお話ができ、保護者の皆さまに学校の様子をご理解いただく良い機会にもなりました。保護者の皆さまからもお話を聞くことができたことで保護者の皆さまとの距離がグッと近く感じられ、生徒たちの明るい未来を願う気持ちが同じであることを再確認することができました。

 本日は、夜から日本三大花火大会の一つと称され毎年多くの人出で大混雑となる隅田川花火大会の開催が予定されていたため、来場者の混雑に巻き込まれないよう留意しつつ、大満足の1日を振り返りながら帰路につきました。本日の研修旅行の企画・運営にご尽力いただきました役員の皆さま、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

 こうした活動を通じて保護者の皆さまとの共通理解を深めていくことで、生徒たちを支援する「輪」の大きさや強さを拡大していくことができています。本日はご都合がつかず参加が叶わなかった保護者の皆さまにおかれましても、PTAの活動や学校行事などの機会を活用して学校にお運びいただき、お子さまの学校生活の様子をご確認いただくとともに、教職員との対話などによって本校教育活動へのご理解を深めていただければ幸甚でございます。

 保護者の皆さまにおかれましては、本校の教育活動並びにPTA後援会の活動に対しまして、今後とも変わらぬご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

写真(上):校長作品(左から練習①、練習②、作品、職人の見本)

写真(下):校長作品(左)と参加者の作品