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自分軸をつくる(3学期始業式)

 令和8年、新しい年を迎えました。皆さんは冬休みどのように過ごしていましたか。

 先日、鳥取・島根での地震がありました。君たちの身近にも、被災された人がいるかもしれません。日本はどの地域でも、同様な地震が起こる可能性があります。学校にいるときは避難訓練もしており、先生方が誘導してくれます。通学中に地震が起きたときの対応は想定していますか。日頃からの備えを忘れずにしてください。

 新年早々気になるニュースがありました。アメリカがベネズエラ攻撃(ベネズエラなどは侵略)しマドゥロ大統領の拘束しました。ロシアのウクライナ侵略はいまだ停戦への道筋が見えません。イスラエルはパレスチナ自治区ガザでのハマスとの戦闘、停戦から3カ月たつがいまだ戦闘が続いています。

 みなさんは、これらのニュースを聞いて、遠い世界のことで自分には関係がない、さらに、高校生の自分たちにできることなんてないと思っていないだろうか。

 国と国の調停に関わったり、現地に行ったりすることはできなくても、君たちにできることはたくさんあります。まずは、興味を持つこと、そして、真実を知ること。そのためには複数の情報源を見てください。それぞれの立場で自己を正当化する発言があり、それぞれに正義だと発信している。では、何を信じればいいのか。

 一つの事実に対して、異なる解釈があるとき、正しく判断するにはどうしたらいいのか。情報の授業などで学んでいるが、ネットの情報をうのみにせず、正しく判断することと同じです。

 大切なのは、自分の考え、すなわち「自分自身の軸」を持つこと。自分自身の軸を持つために必要な力は、どうやって身につければいいか。それは「学ぶ」ということ。歴史から学ぶ、書物から学ぶ、人から学ぶ。中でも、偏りなく、バランスよく学ぶのに最適なものは学校の授業です。皆さんの学校での学びは、進路実現のためでもあるが、将来にわたって自分の軸を持つために大切な基礎となります。

 3学期はこれまで学習してきたことの集大成です。周囲の雑音に惑わされることなく、自分軸でぶれずに判断できる力を身に着けるためにも、日頃の勉強に打ち込んでほしい。そして、クラスには新聞が配られている。ネットニュースなどと違って、バランスの取れた捉え方をしている。毎日の習慣で世の中を見る感性も養ってください。

 3学期は1・2学期と比べて短く、入試もあるのであっという間です。計画的に充実した生活を送ってください。