世界に目を向け、自分を成長させる夏休みに
【1学期終業式 校長講話】
本日で1学期が終了します。この3か月間、皆さんそれぞれが学業や部活動、学校生活の中でたくさんの挑戦をし、多くの経験を積んできたことと思います。皆さんの成長を心から誇りに思います。まずは頑張った自分自身をしっかりと褒めてください。
今学期、嬉しかったこと
① 先日、近隣の方から感謝の電話をいただいた。本校生が帰宅途中、草加公園で倒れた人を介抱し救急車を呼び、飲み物も用意してくれた。周囲にいた人がしっかりした、素敵な高校生を見て嬉しくなったと伝えていただきました。
② 草加市川柳地区民生委員の方から、地域ボランティアへの貢献してくれる本校生に感謝状をいただいた。
③ 野球応援では、サッカー部、ラグビー部、吹奏楽部をはじめ、たくさんの生徒と一緒に応援し、一緒に校歌を歌えたこと。野球部の部員も一人一人が、チームのためにできることを全力でやりぬく姿に感激しました。
これらのこと以外にも、草加東の皆さんは、いろいろなところで誰かのために、行動をしてくれていると思います。一生懸命な人を見ると、人は応援したくなるものです。皆さんは、応援される人になってください。
さて、いよいよ夏休みが始まります。今日は、夏休みをより有意義に過ごすための3つのヒントを、皆さんにお伝えしたいと思います。
1. 世界に目を向けよう
今、私たちが暮らす世界は、日々大きく変化しています。気候変動、エネルギー問題、国際紛争、人道危機など、さまざまな課題がニュースで取り上げられています。これらは遠い世界の話ではなく、私たちの生活にも深く関わっています。皆さんが社会に出る頃には、こうした問題にどう向き合うかが、ますます重要になります。だからこそ、この夏は「世界で何が起きているのか」に目を向ける時間を持ってみてください。
•新聞やニュースをチェックする
•興味のある国やテーマについて本を読む
•インターネットで調べてみる
こうした行動を通じて、世界の広さや多様性を感じることができるはずです。
また、7月20日には参議院議員通常選挙が行われます。今年は、初めて選挙(第1回衆議院議員総選挙)が実施されてから135周年、男子普通選挙100周年、女性参政権80周年、そして選挙権年齢が18歳に引き下げられてから10年を迎える節目の年でもあります。選挙権を持つ3年生の皆さんは、ぜひ自分の意思を一票に込めてください。選挙権のない皆さんも、あと少しでその権利を得る年齢になります。選挙は未来の社会を選ぶ行動です。自分のこととして、関心を持ってみましょう。
2. 自分の成長に時間を使おう
夏休みは、普段の学校生活ではなかなかできないことに挑戦できる貴重な時間です。新しい趣味を始めたり、好きなことを深めたり、自分の目標に向けて努力したりするチャンスです。
特におすすめしたいのは、「未来につながる行動」を起こすこと。
•大学進学を考えている人は、オープンキャンパスに参加してみましょう。1年生からでも大歓迎です。
•模試の結果にとらわれすぎず、「行ってみたい」と思える学校に足を運んでみてください。
•模試の結果は、今の自分を知る手がかりです。これからどれだけ伸びるかを考える材料にしましょう。
夢を語るときは、少し大げさなくらいがちょうどいいのです。宇宙飛行士の若田光一さんは、高校生の頃から「宇宙に行く」と周囲に宣言していたそうです。周りに何と言われても、言い続けたことで宇宙飛行士の夢を現実にしました。
今日7/18は「ネルソン・マンデラ国際デー」です。南アフリカで反アパルトヘイト(人種隔離政策)と戦い、のちに大統領となったネルソン・マンデラの言葉にこんなものがあります。
「生きるうえで最も偉大な栄光とは、決して転ばないことではない。転ぶたびに起き上がり続けることだ。」失敗しても、目標を見失しなわなければ、必ず目標に近づくことができるものです。将来の夢を見失わず、前に進んでください。私は海外ボランティアに参加したとき、彼の言葉にとても影響を受けました。
3. 健康と安全を第一に
夏休みは楽しい反面、危険も潜んでいます。交通事故、水の事故、熱中症などには十分注意してください。
また、規則正しい生活を心がけ、心身ともに健康を保つことも大切です。長い休みだからこそ、体も心もリフレッシュできるようにしましょう。
最後に
皆さんがこれからの人生を歩むうえで大切なのは、「自分が何を感じ、何を考え、どう行動するか」を常に問い続けることです。そのためには、自分自身と向き合う時間が必要です。この夏休みを通じて、「自分が何を大切にしたいのか」を考え「未来につながる行動」を起こしてみてください。2学期、皆さんが一段と成長した姿で学校に戻ってくることを楽しみにしています。