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新入生に取り組んでもらいたい3つのこと(入学式式辞)

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を心より歓迎いたします。
また、本日ここにお集まりいただいた保護者の皆様、ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。

 春の訪れとともに、318名の新しい仲間を迎え入れることができることを大変嬉しく思います。新入生の皆さんは、これからの3年間、この学校で数多くの学びや経験を積むことになります。皆さん一人ひとりが持つ可能性は無限大であり、ここでの時間がその可能性を大きく広げるものになることを心から願っています。

 さて、ただ今、入学を許可されました新入生の皆さん、これからの高校生活において、皆さんに取り組んでもらいたいことが3つあります。それは、「目標を持つこと」、「知識を深めること」、「挑戦すること」それぞれ、著名な方の言葉を紹介し、これからの高校生活の指針としていただければと思います。

 1つ目は、夢や目標を持つこと。
 ウォルト・ディズニーのことばで、「夢を見ることができれば、それを実現することもできる。」とあります。
皆さんが持つ夢は、小さくても大きくても構いません。その夢を抱き続けること、そしてそれに向かって一歩ずつ歩むことが大切です。夢に向かって進む皆さんの姿は、周りの仲間にも影響を与え、やがて大きな成果を生むでしょう。夢を言葉にして誰かに伝える、または、鏡の中の自分に向かって声にしてみるのも夢に近づくための第一歩かもしれません。

 2つ目は知識を深めること。
 フランスの作家 サン=テグジュペリが『星の王子さま』の中で語った言葉です。
「本当に大切なことは、目に見えないんだよ。」
この言葉は、物事の本質を見極める力が大切であることを教えています。高校生活で学ぶ知識は、目に見える成果だけでは測れません。学ぶことによって得られる思考力や想像力、他者を理解する心、それらが皆さんの人生を豊かにし、未来を切り開く鍵となります。
本校生の出身中学校は約100校もあります。人種や性別などのジェンダーを超えてダイバーシティ(多様性)が求められる時代です。多くの人との出会いの中でお互いの違いを認めて尊重し、深い知識を駆使し自分はどう生きるか思考してください。

 3つ目は挑戦すること。
 漫画家、藤子・F・不二雄(『ドラえもん』の原作者)の言葉です。
「未来はすべて、自分の手でつくるものだ。」
高校生活は、皆さんが未来を形づくるための大切な時間です。どんな未来を描きたいかを思い描き、その実現に向けて行動を起こしてください。厳しい受験を突破してきた皆さんには十分な素質があります、失敗を恐れず挑戦し、一歩ずつ前に進むことで、必ず夢に近づくことができます。

 以上の3つを心にとめ、充実した高校生活を送ってくれることを期待します。
 私たち教職員一同、皆さんの指導に全力で当たります。そして、全力で応援します。
新入生の皆さんが、自らの目標に挑戦し続け、前向きな高校生活を送ってくれることを願い、式辞といたします。

令和7年4月8日

    埼玉県立草加東高等学校長 佐藤智明

 

※式では、藤子・F・不二雄 氏 の出身地を春日部市とお伝えしましたが、正しくは富山県高岡市の誤りでした。