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修学旅行平和学習講演会を行いました。

23日(木)に沖縄国際大学の藤波教授に来ていただき、修学旅行に向けて平和学習「沖縄戦を考える~様々な視点からの深堀を通して~」という講演をしていただきました。

その冒頭で、「歴史は覚えるものではなく、考えるものだ」というお言葉がありました。その言葉を聞き、私自身も学生時代は暗記科目だと位置づけていましたが、それは歴史「を」学んでいるだけで、歴史「から」学んでいるのではなかったと気づかされました。「なぜそうなったのか」「どうすればよかったのか」など、様々な疑問を持ち、考えながら歴史を学ぶということが大切なのだと感じました。

また、「戦後」という言葉がありますが、沖縄の現状を講演していただき、果たして今は「戦後」なのかと改めて考えさせられました。基地があるというだけでなく、様々な問題を抱えていることを知ることができました。

生徒たちも、修学旅行の際にはぜひ考えながら歴史に直に触れてもらいたいと思います。「学を修める旅行」です。楽しむことはもちろん、友人との仲を深めることも大切な勉強ですが、沖縄でしかできない体験をするために、今後の事前学習も頑張ってもらいたいと思います。